祝福家庭 第4章 祝福家庭と入籍
4)②救いの道というのは、皆さんが今まで生きてきた、そのままの習慣的生活を通して得られるものではありません。完全に蕩減の道を行かなければならないのです。救いの摂理は復帰摂理のあり、復帰摂理は再創造摂理です。ですから、再創造されるためには、堕落する前のものと同じように、本然の位置、ゼロの位置に戻らなければならないのです。そこには意識もなく、習慣もなく、今の自分の金や李という姓もないのです。そのようなゼロの位置に戻らなければなりません。天の創造本然の基準を考えるならば、作られたすべての万物は、ゼロから出発したのです。

祝福家庭 第4章 祝福家庭と入籍
2)②イ 祝福を受けることによって、天国への入籍が可能になります。そして、ようやく人間が天国を得るのです。天の家庭を得て、天の氏族、天の民族、天の国家、天の世界を経て、天宙を経て国を得ることになり、その国に入籍することによって天国の国民になるのです。真の父母の血族が入籍するはずでしたが、堕落することによって長い歴史を経て世界の中から奪ってこなければならなくなりました。ですから、ここにおいて氏族的メシヤに責任を果たすことで、イエス様が失敗したことを蕩減復帰しなければならないのですが、そのためには世界各国に責任をもって、その国を天国に捧げなければならないのです。

祝福家庭 第4章 祝福家庭と入籍
1)④私たちが求めるべき祖国は、今日この地にあるような歴史と伝統をもった国ではありません。そのような国とは本質的に次元が異なるのです。私たちが次元の異なるそのような国を受け継ぐには、それを可能にする思想的な主体性をもった国民にならなければなりません。 ところで、その主体的な思想は、絶対的な創造主の思想と一致する思想でなければなりません。絶対者の願う国が存在するためには、その国の主権を中心として、その国の国民と一致する国になることを願わなければなりません。そのような国民性をもって、国家形態を備えなければならないのです。
